風水学

国際風水学研究所

五行とは?


風水とともに古代中国で生まれた考え方に、五行思想というものがあります。

これによると、全てのものは五行という大きな要素に分けることができ、しかもそれは回転しながらたゆまなく変化し続けているとされます。

それは自然における大気や水の循環、太陽と月と星の運行はもちろん、時間そのものにも当てはめられているのです。  風水学では、地球上の五行のエネルギーの変化はおおよそ6400年のサイクルで行われていると考えています。  それだけの時間をかけて、五行のひとつが影響力を強め、支配的になり、やがて衰えて次の五行へとエネルギーの回転が行われていく。
そうやって五行は(人間の目で見れば)ゆっくりと回転していきながらそれぞれのエネルギーごとに特有の影響を地球に及ぼしているのです。  

そして、現代の地球は五行の「水」がもっとも大きな影響を与えている時代であると言うことが出来ます。  

水の時代――それは、水の前の時代である「金」の時代と比べて、心や感性というものが重要になる時代です。  
金の時代(おおよそ紀元前4000年から近年まで)、人間にとってもっとも価値のあるものは、文字通り「金」――物質的な豊かさでした。より多くの富、より多くの人、より多くのものこそが高い価値を持ち、物質的豊かさを求めることが何よりも優先されてきました。  しかし、その価値観は現在、すでに支配的なものではなくなっています。もちろん、物質的な豊かさが不要だなどと考えられているわけではありませんが、それだけを求めることに多くの人は疑問を感じるようになっているのです。  

物質的な豊かさよりも、心の豊かさ――

精神や感性を満たすことに価値を見出す人が増えている。  そう感じられることも多いのではないでしょうか。

それはなにも、日本が物質的に豊かになったからと言うだけの理由ではありません。  時代に影響を与えている五行のエネルギーが「金」から「水」へと移り変わったことで、人間の意識がそう変化していっているのです。  
もっとも、現代はまだ金の時代から移り変わって間もなく、以前の物質的豊かさを求める価値観が消えてしまったわけではありません。  ちょうど日の出の空の色のように、ふたつの時代の影響が混在しているのが現代なのです。  

しかし、これから時代はゆっくりと、しかし確実に水の影響を強く受けていきます。  物質的な豊かさを求め、その為に自然と環境を破壊していった金の時代から、精神的な豊かさを求め、他者との共存を是とする水の時代へと。

時代の変化を感じ取り、それに従って生きること。  それは時代と「氣」の交流をするということであり、そうすることで、人間は更に命を磨くことが出来るのです。













風水学とは 地球と生きる 命を磨く 心の時代・水の時代 これからの生き方 風水のセミナー 問い合せ
copyright.all right reserved  国際風水学研究所