命を磨くと言うことは、心と体を強く大きくするということがまず第一になります。
風水学では全ての命を磨くことを学ぶことが出来ますが、まずは何よりも自分自身の命を磨かなければ、他の命を磨くようなことが出来るはずもないのですから。 まずは自分の命を磨き、心と体を強く大きくすること。 その為にはまず「五感を磨く」ことが重要です。
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚。
人間に備わった5つの感覚を磨き、鋭くしていくことが命を磨く第一歩となるのです。
五感を磨き、鋭くしていくことで人間は直感が活性化され、働かせることが出来るようになります。
直感が活性化されれば、命の働きにおけるエネルギーの入力・調整・出力をより的確に行えるようになります。そもそも直感とは、全ての人間に生まれながらに備わっている「命を磨き、光り輝かせようとする力」なのですから。
しかし、現代人のほとんどはその直感を十分に使うことができません。
現代、特に日本のように便利さと豊かさに満ちている環境では、命を磨き、心と体を強くせずともとにかく生きていくことは出来てしまうので、直感を働かせる必要がなくなってしまうのです。
しかし、そのままでは命は磨かれることなく、心と体も鍛えられずに弱く脆いままです。便利さと豊かさと引き換えに心と体の強さを失った――それが現代に生きる多くの人たちの姿なのですから。
そこから立ち返り、少しでも命を磨くには直感を再び活性化させる必要があります。
直感を活性化させるには五感を磨き、鋭くしていかなくてはいけません。
それでは、どのようにすれば五感を磨くことが出来るのでしょうか。
その答えは、自然にあります。 かつて人間は自然のなかで生きていました。自然の恵みを五感全てを使って感じ取り、直感を働かせて命を磨いていたのです。 その時の人間の五感は、現代の人とは比べものにならない程に鋭く磨かれていました。そうでなければ、生きていくことが出来なかったのですから。 そして、その時の記憶は今も人間の中に息づいています。 自然のなかに入り、ふれあい、リラックスして自然の息吹を感じ取ることで、少しずつ五感は磨かれていきます。 五感が磨かれていけば、直感も少しずつ活性化されていき、心の器が大きくなります。そして、心が大きく強くなれば……命もまた磨かれていくのです。 自然と触れ合い、リラックスする。 たったこれだけの簡単なことでも、命は磨かれます。 しかし、ただ知っているだけでは意味はありません。 学び、そして実践すること。 実際に行動し、続けることが出来て初めてこの学びは意味を持つのです。
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