「風」「水」「食」「養」「動」
これら5つの仕組みによって、私達は生きています。
この5つの仕組みによらず生きている人間は、この地球上にひとりもいません。国籍・民族・人種・性別に関係なく、あらゆる人間は風水食養動から成る生命のサイクルに基づいて生きています。
それだけでなく、人間以外の殆どの生物もこの5つの仕組みに基づいてその生命を働かせているのです。 勿論、医学や生物学を紐解けば、ここに記したことをより詳しく、科学的な表現により教えてくれることでしょう。
しかし突き詰めていけば、地球上に存在する全ての生物はこの3つのサイクル――エネルギーの入力・調整・出力――に則って活動しています。 エネルギーの入力・調整・出力。人間で言うところの風水食養動。これは命の仕組みであり、覆すことの出来ないルールだと言えるでしょう。
私達はこの仕組みに則って生命の活動を行い、命を繋いでいます。 そして、このサイクルをバランスよく行うことで、私達の命はより強く、より逞しく、そしてより光り輝くようになります。そしてそれこそが「元氣」といわれる状態なのです。
機会がありましたら、元氣だと言われている人の顔や立ち振る舞いを観察してみてください。 そういう人達は、ほぼ例外なくどこか光り輝いて見えるはずです。そう感じなくとも、他の人と比べると生き生きとしている、瑞々しいなどといった感じを受けられることでしょう。
もし、自分の周りにそういった人がいないと言われるのでしたら、子供――それも、出来るだけ幼い子供を見てみると良いでしょう。
そこに、理屈ではなく感覚で、眩いばかりの命の輝きを見る事が出来る筈です。
それでは、なぜ「元氣」な人は輝いていたり、瑞々しかったり、生き生きとして見えるのでしょうか。
それは、より多くのエネルギーを入力し、それを余すところなく出力しているからに他なりません。
命の輝きとは、入力されたエネルギーの量と、それをどれだけ余すところなく使っていくか……つまり「動く」かによって決まっていくのですから。 それは入力が大きくなるほど、より良い調整が出来るほど、そしてより大きな出力が出来るようになるほど顕著になっていきます。
そして、人間は入力された以上の出力をすることは決して出来ませんから、より質のよいエネルギーを、より多く入力することで、私達はより良い出力を得ることが出来るようになるのです。
より良い出力とは、即ち元氣に活動することが出来、より良い仕事や働きが出来ると言うことに他なりません。
より良い入力を得て自分の命を磨き、「元氣」になるということは、ひいてはより良い働きが出来るようになり、周りに対しても良い影響を与えることが出来る、という事に繋がっていきます。
自らの命を磨いていくと、それが同時に他の命を磨くことにもなっていく。
他の命を磨けば、それによって自らの命を磨くべき環境もまた整っていく。 そうやって、命のサイクルである入力と出力をより良いモノにしていくことで全ての命を磨き、光り輝かせていく。
それこそが風水学の目的であり、全ての人が命を磨き、輝かせていくことを目指しているのが、私達国際風水学研究所なのです。
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